2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧
1話<2話<3話<4話<5話<6話<『戦争の放棄と戦争行為の放棄』7話(終) Stefan KellerによるPixabayからの画像 「生命礼賛」と「戦争の放棄」は地下茎でがっしり結び付いた価値観だと思う。 戦争にまつわるあらゆる状態を放棄する「戦争の放棄」とは、いわ…
最近、よく食べてる柿ピー。 在宅勤務やこのブログを書いてる最中なんかで、考えが煮詰まった、煮詰まりそうだな、なんて時にポリポリかじると、ちょっとしたリラックス効果でまた作業に集中できる。 あの食感がほどよい刺激になって、心地いいのだ。 職場じ…
目次 前置き 月虹ノ旅人 前置き 「命あっての物種」とか、「生きてりゃなんとかなる」だとかの考えには、随分前から同意できないでいる。人の存在を「死ぬ前」と「死んだ後」とで2分割する思考に、違和感を覚えずにはいられない。 毎日働いて、遊んで、笑っ…
1話<2話<3話<4話<5話<『戦争の放棄と戦争行為の放棄』6話>7話(終) 普段戦争に触れる機会のない国民は、戦争を特別な異常事態として捉えがちだ。 実生活での異常と外交での異常を混同すると、認識は一層後れをとる。 家庭生活の教訓を頼りに外交を考察…
もしや、とは思ってたけど、しっかりやってくれた。 出血大サービスなのかな、観る側のこっちとしてはありがたい。気になりつつも見逃したままの作品だったから、無料公開はありがたいと同時に申し訳ない気もしたけど、しっかりちゃっかり堪能させてもらった…
1話<2話<3話<4話<『戦争の放棄と戦争行為の放棄』5話>6話>7話(終) 秩序の転換は、よほどの惨劇でもなければ今日明日を境に突然起こったりはしない。 じわじわと蛇の如く忍び寄り、ようやく目視できたときには既に領域への侵入を許している。 侵入まで…
・・・やっぱり死ぬのか。うん、そうでなくちゃ。 生きたままだったら意味がない。死が迫るから熱く戦えるし、何度も死を目撃して強くもなれる。あまり目撃しすぎてもニヒルに傾くが・・・。 その境界を往く物語こそ、牙狼。 「争う必要なんてなかった」(V…
1話<2話<3話<『戦争の放棄と戦争行為の放棄』4話>5話>6話>7話(終) 誤訳の条文をそのまま解したら、間違いなく軍事的に無防備な国にならざるを得ない末路を回避できたのは、「これではさすがにまずい」との常識が働き、解釈によって九条の弊害を除去し…
1話<2話<『戦争の放棄と戦争行為の放棄』3話>4話>5話>6話>7話(終) 外国語を完璧に日本語へ翻訳するのは本来かなり困難な作業なのだろう。 近付けはしても一致はしない。 この点を忘れると国際交流は思いがけぬ悲劇を招く。 それが憲法の制定過程で起…
牙狼『VERSUS ROAD(VR)』の第3話、リアルタイムに無事観ることができた。 有言実行。とりあえず、よかった。 ゲーム参加者たちから漏れ出る陰我。それを吸収する牙狼の鎧。ゲームの再開・・・。 うーん、まったく先が分かりましぇん。 個人的…
1話<『戦争の放棄と戦争行為の放棄』2話>3話>4話>5話>6話>7話(終) 英文を確認してみよう。 まず、「War as a sovereign right of nation is abolished.」の部分だが、直訳すると、「国(nation)の最高の権利(sovereign right)としての戦争行為(wa…
『戦争の放棄と戦争行為の放棄』1話>2話>3話>4話>5話>6話>7話(終) Renunciation of War 上記は現憲法の第二章「戦争の放棄」の英文であり、GHQの草案に書かれている。現憲法はGHQ草案を英訳・修正したものであるから、英文のほうが原文といえよ…
1話<2話<3話<4話<5話<6話<7話<8話<9話<『憲法に対するそもそもの誤解』10話(終) 考えてもみてほしい。 明治憲法発布より28年も前の1861年、アメリカ大陸では南北戦争が起き、北軍が勝利。ヨーロッパでは1871年に鉄血宰相ビスマルク率いる…
1話<2話<3話<4話<5話<6話<7話<8話<『憲法に対するそもそもの誤解』9話>10話(終) 私には、憲法の変化を拒む人たちが一体何を怖がっているのか分からない。 彼らの心根を想像で白状してみよう。 「自由、自由と言いながら、私たちは規制されていない…
・・・うう、情けない。 毎日欠かさず観るって言ったのに・・・。 今月2日に放送が始まった、牙狼の新シリーズ『VERSUS ROAD(VR)』。 その第2話を早速見逃してしまった。 まったく・・・。 別のことに集中してたらすっかり忘れてしまい、し…
1話<2話<3話<4話<5話<6話<7話<『憲法に対するそもそもの誤解』8話>9話>10話(終) AIはいざ知らず、人の思考で欠かせないのは批判的な見方である。 批判精神を強調すると、えてして批判が目的になりがちでもあるが、意見を単純に受け入れる前に、一…
1話<2話<3話<4話<5話<6話<『憲法に対するそもそもの誤解』7話>8話>9話>10話(終) 日本国憲法に併せ、大日本帝国憲法(明治憲法)まで目を通した人はどれだけいるだろう。 1889年2月11日に発布された明治憲法の内容は、第一章「天皇」、第二章…
1話<2話<3話<4話<5話<『憲法に対するそもそもの誤解』6話>7話>8話>9話>10話(終) 言葉の魔力については、「言葉はまやかし」と言い換えてもいい。 言葉がベールになり本当の力を隠しているのではないか。つまり、その言葉の力を支えているのは本当は…
1話<2話<3話<4話<『憲法に対するそもそもの誤解』5話>6話>7話>8話>9話>10話(終) 日本国憲法前文の続き。 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則…
1話<2話<3話<『憲法に対するそもそもの誤解』4話>5話>6話>7話>8話>9話>10話(終) 「北は核を完全に廃棄すべし、核廃棄の確約がなければ経済制裁は解除できない」 以上の論調が日本では趨勢を決める中、北の立場を考えれば苦労して一度持った核をそう…
コロナ騒動に関連した話題として、行政の所得補償はきちんと納税、確定申告している国民に限定すべきとの意見が多々あるが、まったく賛同しない。 まず個人的には、新型コロナが非常事態とは思っていない。 感染者の多くが軽症か無症状、それがすべてであり…
1話 <2話<『憲法に対するそもそもの誤解』3話>4話>5話>6話>7話>8話>9話>10話(終) 少なくとも、欧米人が現実的に考える平和像は日本人とはまったく異なると確信する。 特にヨーロッパを巡っては、隣国と長年幾度も争ってきた経緯と経験があるのを洞…
1話 <『憲法に対するそもそもの誤解』2話>3話>4話>5話>6話>7話>8話>9話>10話(終) 憲法前文の続き。 そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを…
「誰であろうとホラーは斬る。それが使命」 牙狼の新章『VERSUS ROAD(VR)』の放送が始まってから、脳裏をよぎる過去のシーンがちらほら。中でも印象深いのが、・・・チリン、チリン・・・。 今回は、牙狼初心者が牙狼を好きになるだろうエピソードを自分な…
『憲法に対するそもそもの誤解』1話>2話>3話>4話>5話>6話>7話>8話>9話>10話(終) 義務教育の過程で日本国憲法の前文を暗記・暗唱させられた経験がありはしないだろうか。 一度でも暗唱したのであれば、その内容に違和感を覚えた人も少なくないと推察…
冒頭のアクションシーン。ハイテク牙狼(?)、サイボーグ・ホラー(?)、けっこう格好いいかも。 それより・・・。 始まりましたね、特撮ミッドナイトホラーアクションの金字塔、牙狼の新章『VR』。 garo-project.jp 初回は想定通り、謎だらけの展開。 …
【顰蹙を買う】意味=自分の言動が原因で、人からいやがられ軽蔑される。(Weblio辞書) もし仮に、今の私(36歳)が75歳の高齢者だったら、10代、20代の若者にこう言いたい。 「若者よ。おおいに遊べ、飲め、歌え、踊れ、語れ、そして働け」 「私も…
1話<2話<3話<4話<5話<6話<7話<8話<9話<10話<<『憲法を二つ立てる』11話(終) 国民の気分は移ろいやすいから信頼できないし、信頼したくない本心すら抱えても無理からぬことではある。 だが、デモクラシーとは元々そういうものだ。 「Democracy」を語…
「整いました!」 定番のフレーズで始まり、軽妙な謎かけで観衆を引き付ける芸人、ねづっちさん。 そのネズミのような風貌に似合わず(ごめんなさい)、どこかユーモラスな声のトーンで展開される話芸は一級の職人技。 特に驚くは、その機転のスピードだ。 …
1話<2話<3話<4話<5話<6話<7話<8話<9話<<『憲法を二つ立てる』10話>>11話(終) 二つの憲法の優劣について論考を深めよう。 法解釈の基準は結局、この国の法の支配の実績をどう捉えるかにかかっている。 現憲法の前文の通り、「その権威は国民に由来し…