冒頭のアクションシーン。ハイテク牙狼(?)、サイボーグ・ホラー(?)、けっこう格好いいかも。
それより・・・。
始まりましたね、特撮ミッドナイトホラーアクションの金字塔、牙狼の新章『VR』。
初回は想定通り、謎だらけの展開。
100人のプレーヤーが集められたゲームの世界は、黄金騎士・牙狼になるための試練か、それともホラーの罠か、いや・・・。なんて、勝手に色々想像しました。
個人的に、牙狼シリーズは想像力を刺激し、感性を高めてくれる物語。
たとえるなら、作家・池波正太郎が描く時代劇(例えば、剣客商売)の特撮版。人間の矛盾や悲哀をえぐり、単なる勧善懲悪に終わらない深みがあると思っています。
だから全話観終えると、人生が豊かになった気がする。
今回のVRもそうした機会になれば、嬉しい。
最終話まで欠かさず観よう。
ゲーム世界に集められたのは100人。魔戒騎士はホラーを100体倒すと魔戒獣を呼べるようになるはずだけど、「100」という数字には意味あるのかな。
「どんなキャラクターになれるかは自分次第」というゲーム世界の設定は、思いの力が作用するソウルメタルの扱いに似ている気もした。
メカニックなフォルムのホラーは、何者か(ゲームの主催者)がホラーを操作しているからだと思うのですが、うーん・・・。
主人公おぼしき「空遠世那(クオンセナ)」の服装が真っ黒なのもちょっと気になった。魔戒騎士は黒多めだから。
当たり前ですが、ストーリーを想像するには材料が足りない。それを回収していくのが楽しみ。回収のさせ方が「あっ!」と言わせるものなら、それが幸せ。
ストーリーの本筋とは関係ないだろうけど、1話で目に留まったのが、アーケードゲームの牙狼です。
鋼牙らしきキャラが動いてた。
あれ、やってみたいかな。各キャラの必殺技が気になる。