lulu lalala's blog

確かかなと思った言葉を気ままに。

2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ナイト連煉憐(レン)ジャー その4 Yes,Your Bitch.

騎士道戰隊ナイト連煉憐(レン)ジャー 〈登場人物〉 赤井(27)…部隊長 青柳(30)…その仲間 緑子(23)…その仲間 黒部(27)…その仲間 桜(26)…その仲間 白河指令(42)…戦隊指令官 副指令A(40)…白河の部下 副指令B(39)…白河の部下…

ナイト連煉憐(レン)ジャー その3 変身しろ何度でも

騎士道戰隊ナイト連煉憐(レン)ジャー 〈登場人物〉 赤井(27)…部隊長 青柳(30)…その仲間 緑子(23)…その仲間 黒部(27)…その仲間 桜(26)…その仲間 白河指令(42)…戦隊指令官 副指令A(40)…白河の部下 副指令B(39)…白河の部下…

ナイト連煉憐(レン)ジャー その2 戦士は眠れない

騎士道戰隊ナイト連煉憐(レン)ジャー 〈登場人物〉 赤井(27)…部隊長 青柳(30)…その仲間 緑子(23)…その仲間 黒部(27)…その仲間 桜(26)…その仲間 魔物の王(年齢不詳)…魔物たちの王 白河指令(42)…戦隊指令官 副指令A(40)…白河…

ナイト連煉憐(レン)ジャー その1 最終決戦

騎士道戰隊ナイト連煉憐(レン)ジャー 〈登場人物〉 赤井(27)…部隊長 青柳(30)…その仲間 緑子(23)…その仲間 黒部(27)…その仲間 桜(26)…その仲間 魔物の王(年齢不詳)…魔物たちの王 =一幕= 激しい雷雨。 ぬかるんだ地面を駆ける音。 …

【小説】ディナーのあと・最終話 幸せにするまで死ねない

そろそろ決着をつけよう。 上原、斎藤、フランチェスコの三人が初めて同じ覚悟を共有した。フランチェスコの場合は覚悟というより大人の遊興といったところか。 「真実はやらないよ」 穏やかに強調した。彼には自信がある、真実を留めておく自信が。すべてを…

【小説】ディナーのあと㉕ もはや女房以外の女なら誰でも美人に見える

フランチェスコにリストランテを存続させる気などないことを上原は知らない。フランチェスコに勝負事で先に負けてもいいというサービス精神などないが、生き残る執念も薄く、どんな相手も見下せる強みとなっている。これが、フランチェスコという存在につい…

【小説】ディナーのあと㉔ マナー(manner)の良さも度が過ぎればマンネリズム(mannerism)に陥る

玲子は上原に駆け寄った。「どうしたんです、彼女、大声なんか出して」 「唯と話してたようだけど、俺の名前も出ていたような」 真実は深々と下げた頭を一向に上げない。安西が腕を引っ張っても動かない。 「真実ちゃん、あのね……」 「伝えたいことがあるの…

【小説】ディナーのあと㉓ 相思相愛になれた恩があることになりますよね!

事情を知るはずもない唯は、慣れないレストランの中、朱美とフランチェスコの前でやや緊張気味。そうだ、優ちゃんから教わったテーブルマナー、マナー……何だっけ? 「坂下さん、上原君とはもう長いんですか」 「ええっと、はい、昔からの知り合いで」 「けど…

【小説】ディナーのあと㉒ 仲違いで終わったら勿体ない才能が二つ

フロアを回る今宵の玲子の愛嬌は普段の倍。 元々人気があるので、男性客のファンを増やすのは必然かと想像させる夜だ。今後の人生で、女性受けする慎ましさも身に付ければ言うことはない。そうした魅力と未熟さをフランチェスコはよく承知している。 朱美を…

【小説】ディナーのあと㉑ まったく、本当に君が好きだ!

「優ちゃんは入らないの? ちょっと冷たいけど慣れれば気持ちいいよ」 勇人の手を使って唯が手招きする。 彼女にも、この時間が決断の時という予感があった。強くありたい、人として母として女として……。 上原にただ頼るだけの存在ではいたくなかった。彼に…

【小説】ディナーのあと⑳ 「女が男に勇気を感じるなんて、そうそうあることじゃない」「野心と野心がぶつかれば、戦うか離れるかしかない」「相変わらず怖いが、今はそうでない自分もいる」

「オーナーとけりはついたんですか」 タイミングを見計らい、玲子が澄まし顔で尋ねる。 「どうかな。それより唐さん、余計なことしてくれたようだね」 「背中を押してあげようとしたんです」 「自分の背中を押すついで?」 「斎藤さんが上原さんを道連れにし…