前回記事で触れた二人のFX生配信者、パンダさんとAkiさん。
現状は命運が分かれたと言っていい。
長めのポジションを持つパンダさんは、大幅な円高進行の煽りをもろに喰らっていまい、総額で1千万規模の損切り・ロスカットとなってしまった。
あまりのショックからか、本人はYouTubeの配信画面だけを流したまま、しばらく姿を見せな勝った。
辛い。
昨日からは再び、配信に戻ってきてリスナーを安堵(あるいは嘲笑を再燃)させたが、巨額の資金を失った今後、どう立ち振る舞うのか。
この先、逆転はあるのか。
非常に興味が注がれます。
一般人が普通に考えたら、逆転は無理そう。
ただ、パンダさんは正直、天才。
天性の勝負師。
はたから観ていて、本気でそう思う場面は何度もあった。
偶然だったかもしれない、手法がたまたま相場に合っていただけ。
確かにそうかも知れないのだが、そうではないかもと思わせるが彼の魅力だ。
相場と彼自身の混乱はまだ収束していない。
時はやがて来る。
どんな行動を取るのかに、とても注目している。
Akiさんはといえば、短期取引のスキャルピングで生き残っっている。
十分な利益を残し、数字だけ見ればむしろ成功と言えなくもないが・・。
トレードに危うさがみられるのが、気がかりなところ。
配信外のトレードでロットを大きく張ることがあるようで、その際に利益を伸ばすこともあれば、損失が膨らむ事態を何度か繰り返している。
元々は大ロットをぶん回すことでひと財産を築いた人だろうから、小さめのロットを高回転で回すという手法は、本質的には彼の持ち味に合っていないのかも知れない。
しかし、Akiさんにも色々な事情があり、今のスキャルピングを基本にしようとしている。
そこがうまくいけば、ロットを大きくする考えだが、ここは堪え時。
焦る必要はない。
・・と、第三者が諭すのは簡単でも、FXはそんな甘いものじゃない。
みんな分かっているんだ。
投入した資金に対し、余裕のある小ロットで挑めば、急な価格変動も吸収でき、そうそう負けることはない。
しかし、小ロットのエントリーがうまく運び、利確した直後、誰もがどうしても思ってしまう。
もっとロットを張っていれば、あと・・。
FXは、この誘いとの戦いでもある。
一度は跳ね除け、時にあえて誘われてみる。
そこを制した者が恐らく勝者になるのだろう。
戦わなければ勝てない。
頑張れ。
まずは生き残れ、Aki。
甦れ、パンダ。