lulu lalala's blog

確かかなと思った言葉を気ままに。

使えないミニキーボードと、指1本で使えたピアニカ

仕事柄、スマホに繋いで文字打ちしたいと思い購入した、「エレコムBluetoothミニキーボードTK-FBP102シリーズ」。

 

結論。

f:id:eichi_katayama:20200623224356j:plain

 

駄目、使えない。

 

こっちの使い方が悪い可能性もあるが、キーボードをタイプしてスマホの画面(メモ帳)に文字が反映されるまでのラグが酷い。全然心地良く書けず、文字数よりイライラが募る始末。

漢字変換も何か変だし、1回使って早々に諦めました。スマホに直接タップした方が断然速いのです。

 

近所の家電量販店で、3000円台で購入。

値段は手頃だし、機能にはそもそも半信半疑でもあったから、ショックは少ない。

もしかして・・・という淡い期待は、案の定叶わなかっただけのことだ。

 

スマホ使いしようとしたのが悪かったのかな。

それともスマホの機種のせいか・・・。

 

パソコンなら相性いいのかしら。けど、自宅の常用はノートパソコンだし、必要ないのよ。

 

もっと新しい製品なら、使い勝手がいいのかもしれない。

しかし、もう買う気はない。

意欲は失せてしまった。

 

仕方なく、キーボードを片手に抱えて適当にタイプしてみる。

そしたら、ピアニカ弾いている気分になったじゃないか。

 

ピアニカ・・・鍵盤ハーモニカ、懐かしい。

 

小学生の定番楽器。

 

鍵盤の「ド」の音には赤、「ミ」には緑、「ソ」には青色のビニールテープを切って貼って、音階を覚えたっけ。

ドミミ ミソソ レファファ ラシシ

 

人差し指だけを頼りに拙いメロディーを奏でていた。

 

あと、息を吹き込むパイプによだれが溜まるため、洗うのは面倒だったなあ。

 

あれ? 

 

あんまり洗わずに使い続けていた気もする。

 

当時の自分がまめに楽器を洗浄するはずもないから、パイプによだれは溜まりっぱなしだったかもしれない。

汚い。

 

けど、そこが、小学生の強さや丈夫さでもある。

 

さて、せっかく買ったミニキーボード。どうにか役立つ使い道はないものか。

感傷に浸るツールにしかならないのでは、しょうもない。

 

いや・・・それだけでも、価値はあったとみるべきか。

 

いやいや、さすがにしみったれ過ぎだ。

 

クローゼットの奥にしまったあの服と同じで、いつか着る(使う)可能性は残されている。

 

そうして、ついぞ使われぬまま、製品は劣化していくのである。