lulu lalala's blog

確かかなと思った言葉を気ままに。

コロナに罹って確信、やはり5類に下げるべき

「今のコロナ(オミクロン)は普通の風邪」

「いや全く違う」

こうした意見の相違が、専門家や巷の一部でみられる理由は、実際に感染し発症すればよく分かる。

 

症状の一つが、喉の痛み。

 

字面だけでみれば、「喉の痛みか、喉仏当たりが腫れて、酷い咳が出るやつね」と恐らく自分自身の風邪の経験から想像するだろう。

ただ、このコロナの場合は、喉は喉でも、部位が異なる。

 

喉仏よりずっと上、扁桃腺や喉ちんこ位の高さから上咽頭までの間が痛くなるのだ。

だから普通の風邪のような咳は出ない。

しかし、粘膜がただれ、火で焼かれたような痛みが生じる。

特に、唾や食べ物・飲み物を飲み込んだ時の痛みが過酷だ。

痛みの経験値が少ない人は、それだけでパニックになる可能性もある。

 

これで分かる。

コロナに罹った人たちが「普通の風邪じゃない、舐めない方がいい」と言うのも最もだろう。

あの喉の炎症、痛みは、国内でいわゆる「普通の風邪」とされてきたものには、なかった症状であるはずだ。

 

それでも、医学的には肺炎などに発展する可能性が低い、軽症に分類された咽頭痛にほかならない。

この医学的な定義と、罹患者個々人の体感とのギャップが、今回コロナへの対応を面倒にしているものと思う。

 

咽頭のただれによる痛みは苛烈であり、その経験者が善意でもって感染拡大防止を訴える心情はよく分かる。

ただ、人によって症状の差はあるだろうが、自分の場合は、喉の痛み以外に発熱、倦怠感など目立った不調はない。

発熱は、喉が痛み出した時に少しあったくらいだ。

全体的な評価でいえば、高熱に侵され、ろくに立ち上がるのも困難なインフルエンザよりはましに思える。

今回コロナでは、とくかく喉だけがしきりに痛く、ほかは健康というのもおかしいが、喉の痛みさえどうにかなれば、大した病気ではないな、というのが正直な感想だ。

 

だとしたら対処は簡単に思える。

喉の炎症を鎮める対症療法を行えばいいだけだ。

喉ちんこより上の部分は、通常のうがい薬では洗浄が難しい、届かせたくても届かないところ。

だからこそ、オミクロンの感染力は強いのだろうと、素人ながらに察した。

ウイルスに脳はないはずなのに、賢い。ついそんな感想も抱いてしまった。

 

発熱や倦怠感なども結局は、喉の痛みから来るものではないのか。

あれだけ痛ければ、細胞は熱を発するし、別の不調を呼び起こすだろう。

だから一刻も早く、喉の炎症に対する措置が必要だと思うのだが、現実には、コロナ陽性と分かった時点で、自宅療養が始まり、それ以上の診察は受けられず、自力の完治を待つしかない。

解熱・鎮痛剤(イブプロフェン)などは最低限処方されるが、痛みを誤魔化しているにすぎず、炎症そのものを改善する措置が何らとられないままの自宅放置である。

 

「こんな痛みが数日間も続いているのに、何の対処も無けりゃ、そりゃあ心身に後遺症が出てもおかしくないよな」

そう確信した。

 

だったらとっとと5類に下げて、通常の医療を自由に受けられるようにした方が、余程幸せな人が増えるだろう。

それが分からない政府、医者連中とは何ぞや。

反対する奴らは、あんな痛みを伴う症状を5類に下げるとは何事か、とでも言うのか。

違う。

痛みさえ対処すればどうにかなるのだから、過度な感染対策ではなく、対処療法にシフトできる5類に下げるべきなのだ。

 

病気の分類も、人が後付けで処理したものに過ぎない。

結局、人とは「言葉に支配される存在」であると、改めて納得した次第だ。