lulu lalala's blog

確かかなと思った言葉を気ままに。

牙狼『VERSUS ROAD(VR)』6話を観た~大切な記憶の強さと怖さ、死なれるくらいなら死んだ方がマシ

・・・予想は外れ(考え方の方向は合っていたと思うけど、結果が違えば、外れは外れ)。けど、それが良かった。

 

ゲーム参加者らによる熱戦、烈戦超激戦!ドラゴンボールZ風)

若い演者たちのアクションは勢いがあり、見ごたえあった。

特に、日向蓮(ヒュウガレン)は別格。一体何回、宙を回るんだ。かえって隙だらけになるんじゃないか。

 

その最中、

星合翔李(ホシアイショウリ)が逝ってしまいました・・・。

あんな形で彼がゲームオーバーになるとは思ってなかった。あんなのありかよ、いきなりホラーが憑依してくるなんて、ちょっとずるいぞ。

 

けど、あれで良かった。素人の予想を裏切ってくれてありがとう。


 

 

折り返しとなった牙狼『VERSUS ROAD(VR)』第6話、『GAME OVER』

いち視聴者としては、胸が少し熱くなる展開でした。

 

空遠世那(クオンセナ)の星合に対する懐疑。2人の衝突。そこへ、監視役だったはずのサイボーグ(?)・ホラーが突然。

 

空遠が星合への疑いを強めたのは、ゲームを操る側の一人、伽堂アザミ(カドウアザミ)の策略でしたね。

・・・少年の頃、弱い者イジメを受けていた星合を助けたのは間違いだったんじゃないか。先に手を出し、ケンカを仕掛けたのは星合だったんじゃ・・・。

 

アザミが放っていた何かしらの魔力のせいで、空遠の猜疑心は高まります。

 

3回戦の前、星合は「棄権しよう」と空遠に求めていたのですが、

空遠は「ゲームを棄権したら死ぬって、知ってたんじゃないか!」と詰め寄る。

(※ゲーム世界に入った後で辞退をしたら死ぬのは分かっていたけど、ゲームに入る前に棄権しても死ぬのだと、僕はここで理解する)

 

思い出の記憶違いっていうのは、確かにあり得ることです。

 

時が経つにつれ美化されたり、周辺情報が削ぎ落ち一部分が強調されたりするのは、誰にでも起こっている化学反応だと思う。

 

少年の日の記憶では、自分にも苦いものがあります。

忘れたくても忘れられない。それこそ、空遠や星合のようにイジメに関わる話です。

 

ここからは、ちょっと回想。

ある日のこと。小学校低学年だった自分は下校途中、知り合いが同級生に乱暴を受けていると聞き、「助けてやろう」と思い立ちました。まるでヒーローにでもなったかのような気分で、丁度そばにいた友人も誘い、無邪気に駆け付けたのです。

 

当時の自分が、どうして、あのような行動に出たのか。

まだ幼く馬鹿だったとはいえ、合理的な説明は三十を過ぎた今でも難しい。

 

一つ言えるのは、自分は同学年の間では比較的体が大きいほうで、大抵の相手には負けない自信がありました。「弱い者イジメする奴なんて、どうせ、そいつも弱いに決まってるさ」と強気を疑わず、不測の事態など考えもしなかったのです。

 

しかし・・・。

 相手は自分より体の大きい上級生だった。(2人組で、1人は大したことなさそうだったけど、もう1人が強そうだった)

さらに、手には長くてしなやか木の枝。(ぶたれたら痛そう)

 

私は一瞬で臆しました。

 

記憶を振り返ると、今でも胸が気色悪くなります。

あの時の自分は間違いなく、クズだった。

 

恐れに屈服した瞳に映る光景は、一生背負う罪悪感として焼き付いています。

 

中でも、自己嫌悪と後悔を最大にした一番の理由は、一緒に付いてきてくれた友人が、自分の代わりに上級生に立ち向かったことです。


 

 

びびって、立ちすくむ私。木の枝で何度ぶたれても食い下がる友人。

 

上級生が去った後、イジメに遭っていた知り合い、傷付いた友人と共に家に帰り、そして、誓った。

 

「また逃げるくらいなら、死んだほうがマシ」

 

あんな惨めな気分、もう二度と味わいたくなかった。

 

世の中には、生きてることが死ぬことより辛いと思える瞬間がある。そう確信したのがあの時でした。

臆病風に吹かれた自分は死んだも同然だったんです。

 

そんな話を二十歳も過ぎた頃、友人にしてみたら、きょとん、としていた。

「んなことあった?」

 

そういうものかな。謙遜しているだけかもしれないけど、記憶の重みは人それぞれらしい。

 

 

それから、また月日が経った先日。空想の物語とはいえ、空遠と星合の関係は自分の過去とどこか重なるようで、感慨深かった。

 

おかげで、「相手が強ければ強いほど、絶対に屈するわけにはいかない」との思いを改めて確認できました。

この意固地さが、現実世界を相当生き辛い場にしているのは確か(前の会社を辞めた原因もこの性格が災いしている)ですが、こればかりはしょうがない。

 

だって、あんな思い、二度としたくないんだもの。

 

 

話を牙狼に戻します。

とにもかくにも、空遠との衝突がきっかけで、邪心がなかった(強くなかった)はずの星合から陰我があふれ、ホラーの憑依可能な状態になってしまったようです。

かろうじて残る意思で首輪爆弾のスイッチを押し、誰も殺めぬまま自害できたのは、せめても救いでしょうか。

 

しかし、残された空遠の胸には後悔と無念、それに憤りが駆け巡っているはず。

 

「これがお前たちのやり方か!」

あの女芸人ならきっと叫んでいる展開です。

 

面白くなってきた。

謎めいた牙狼新シリーズ、VR。早く次へ。

 

 

と、感想はここまでにして・・・。

話はガラッと変わり、

実は、

ついこの間、

 

登録していたアフィリエイトからサイト登録を一時削除されてしまいました~~。

(今は復活しています)

 理由は明確。掲載許可不明の画像を調子に乗って貼りまくってたから。

・・・情けない気分でサイトを修正・・・そのため、色んな記事の画面が殺風景になり、申し訳ないです。

まったく、こんなことじゃ、偉そうにコロナの専門家どもや世論を批判できないぞ。

奴らとの違いを示すため、改めるべきところは改め、次の記事を載せていこう(と格好良く決め、煙に巻こうとする・・・無駄か)

振り出しに戻る意味で

牙狼の関連記事はこっち