第二項 七〇年役の外交運用 一 いよいよフランスの順番 かくの如くにして北ドイツ連邦はプロシアの統御の下に成り、ビスマルクの大業はその一部の成功を告げた。けれども、そはわずかに一部で、全部の目的はいまだ達しない。なぜならば、南ドイツのバーデン…
七 刺客に襲わる 八 オーストリアの激怒、開戦、大敗 九 ナ帝まんまと罠にかかる 一〇 対墺講和の苦心 七 刺客に襲わる 程なくビスマルクは、ある日(五月六日)の正午頃、ベルリンのウンテル デン リンデン街を歩して官邸に帰らんとする折、一期狂漢は突如…
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